久しぶりの投稿のやぶっちです。
昨日の「ひとりごと」で前振りがあったので、記事アップしました。
方座浦にて、水中写真家の鍵井氏を迎えたフォトセミナーに参加してきましたのでその報告です。
まず、海の状況から。
3月12日(日) 雨のち曇り
水温17度。気温 16℃ 透明度15メートル。青い海でしたよ。
ポイント 中平瀬
水中写真家 鍵井靖章氏 (https://kagii.jp/) は
最近はメディアでの露出が多く、クレイジージャーニーや情熱大陸などのTV出演や
女優の木村文乃ともコラボレーションしたり、プロジェクションマッピングのイベントなどダイバーだけでなく、
いっぱんにも広く知れ渡ってきている方です。
私やタカと同世代、おそらくダイビング歴も同じくらいかな。関西出身の親しみやすい方でした。
今回参加のお客様たちとも記念撮影(写真)。Vサインをしているのが鍵井氏。
今回のセミナーのポイントは「ホワイトバランス(WB)」。
鍵井さん自身も10年ほど前から、かなりWBを意識して写真を撮影しているそうです。
セミナーではレクチャーを受け、個々のカメラでWBの設定を確認し、水中でも水深に沿ったWB設定をして撮影をする。
それだけでストロボなしで自然体の柔らかい写真ができあがるのです。
それで撮影したのがこれ。
水深17メートルくらいの場所で、こんなに明るいんです。もちろんライトもストロボもなし。
この日の方座浦の透明度にも助けられてますけど。
ゲストも私も、「目から鱗が落ちる」体験を目の当たりにした瞬間だったと思います。
そして、各自が水中でホワイトバランス設定したカメラで、なんと鍵井さんがお手本として撮影。
自分のカメラに鍵井さんの撮影画像が残るってすごいですよね。
その画像はこちら。芸術的な作品ができあがってます。(ゲストの写真をお借りしてます)
少しスポットライト的なものを用いていますが。
そんな流れで2本潜り終え、撮影した画像を鍵井さんと確認をして、講評をもらい無事に終了しました。
お客様たちも私も大興奮でお店に帰ってきました。
おかげさまで写真の楽しさを更に深める機会となりました。
お客様たちのカメラはTG、私はニコンのcoolpixを使用して撮影しました
来年も開催するそうなので、今回参加できなかった方はぜひ参加してくださいね。
この1年で腕を磨いて参加したいなと思ってます。
セミナー中に鍵井さんが
「水中でレンズを覗くと、魚たちがポージングしてくれる」と話してまして、誰もがそんなはずはないと思うのですが。
彼の写真集を見ると、本当にそのように思えてくるシーンがいくつもありました。
水中ガイドの経験もあるようですので、生き物たちの気持ちさえも理解できるんだとその言葉に納得した次第です。
2023年3月14日